ワールドオブダンス世界大会
(WOD/WORLD OF DANCE)

「ワールドオブダンス選手権」(World of Dance Championship、略称「WOD」)は、毎年夏にアメリカで開催されている有名なダンス・コンテスト(大会)です。 ストリートダンスの分野では、世界最大規模のコンペティションの一つと言われています。 日本をはじめ、世界各国で予選が行われています。 予選で勝ち抜いたチームが、アメリカで行われる決勝大会に進出することができます。 決勝大会は毎年7月下旬~8月ごろに行われています。(Hitomi AI)

6回連続で日本チームが優勝

2024年の世界大会は、スペイン「TATAKI(タタキ)」が優勝しました。 前年の2023年まで6大会連続で日本代表チームが優勝しました 歴代の優勝チームと動画(Youtube)は以下の通り。

    

■ 歴代の世界大会の結果

2024年

優勝~TATAKI(タタキ)(スペイン)

<決勝の演技▼>


準優勝~Yes!Problem!(イエス・プレブレム)(日本)

<決勝の演技▼>

※振付家キムラモトコが指揮する東京のダンスチーム。20代の女性約30人で構成。


3位~煌(きら)めきグリッター(日本)

<決勝の演技▼>

※前年の優勝チーム

開催日:7月27日(土)~31日(水)
会場:米ロサンゼルス「LAコンベンション・センター」


2023年

優勝~「煌(きら)めきグリッター」(日本)

6大会連続で日本代表チームが世界一に

「煌(きら)めきグリッター」(Kirameki☆glitter)が初優勝しました。 前回3位からついに世界一に。 これで日本チームが6大会連続で1位となりました。
煌めきグリッターは、千葉のダンスチーム。 指導者は、姉妹ダンサーの鈴木千尋さん&永江憧さん。 振付・演出もこの姉妹が行っています。 練習場所は「STUDIO KG」(千葉市美浜区)。 姉妹が運営しているヒップホップダンス教室の生徒の中から、 メンバーを選抜しています。 公式ch→
<決勝の演技▼>

<先生(千尋&瞳)のダンス▼>

開催日:8月11日(金)~14日(月)
会場:米国カリフォルニア州アナハイム(Anaheim Convention Center)



2022年

優勝~「N'Ism(エヌイズム)」(日本)

堂々の2連覇

日本の「N'Ism(エヌイズム)」が優勝しました。 前回2019年も優勝しており、 コロナ禍で中止となった2021年、2020年を挟んで2大会連続で世界一になりました。

<エヌイズム↓>
N'Ism(エヌイズム)とは

N'Ism(エヌイズム)は、神戸のダンススタジオ「"N" COMPANY(エヌ・カンパニー)」に所属するチームです。 演出家、振付師としても有名なプロのダンサー、NORIが率いています。

3位は千葉の「キラメキ・グリッター」

3位は「キラメキ・グリッター(Kirameki☆Glitter)」が入りました。小学生を対象とするジュニア部門では1位でした。

<キラメキ・グリッター↓>

ジャニーズの「トラビス・ジャパン」も出場

ジャニーズJr.の人気グループ「Travis Japan(略称:トラジャ)」も、米国枠で出場。メンバーは現在アメリカに留学しており、米国予選から世界大会に勝ち上がりました。観客賞を受賞しました。

<トラビス・ジャパン↓>

2021年、2020年

2021年、2020年はコロナウイルスの影響で世界大会が中止になりました。

2019年

優勝は日本の「N'Ism(エヌイズム)」。準優勝は登美丘高校

2019年のワールドオブダンスの世界大会の決勝戦は28日(日)、米国カリフォルニア州アナハイムで開催されました。 優勝は日本のN'Ismが輝きました。 4年連続で日本のチームが優勝するという快挙となりました。 また、準優勝は「バブリーダンス」で有名な大阪府立登美丘高校(堺市)が輝きました。 1位、2位を日本勢が独占しました。

優勝:N'Ism(エヌイズム)
チーム名 N'Ism
(エヌイズム)
日本(神戸)
解説など 今大会では、ジャズダンスに和風のテイストを加えた独創的なダンスを披露。 ドラマを観ているかのような物語性の高いパフォーマンで、 観客に感動を与えた。

女性らしい柔らかい曲線的な動きを生かした表現も秀逸。 抜群の芸術性で、まさに圧巻の世界王者となった。

N'Ismのユーチューブの公式動画チャンネルはこちら→
※動画↓


準優勝:登美丘高校(TDC)
チーム名 大阪府立登美丘(とみおか)高校ダンス部・TDC
日本(大阪)
解説など 登美丘高校ダンス部TDCは、日本の高校生のダンス大会で何度も優勝している強豪。 ショーマンシップが豊富で、テレビなどのマスコミで取り上げられることが多い。 とくに「バブリーダンス」で有名。 今回の大会でも、1980年代(バブル時代)の大ヒット映画『フットルース』から、「フットルース」「ヒーロー」という超有名な曲を採用。 さらに、ミュージカル映画「グリース」(1978年)の「グリースト・ライトニン」も取り入れ、3部構成で娯楽性の高い演技を披露した。 豪華で楽しいダンスで会場を沸かせ、登美丘流パフォーマンスが世界でも通用することを印象づけた。

米国のスタンダードナンバーで、アメリカンスタイルのダンスを披露し、 アメリカの観客や審査員に厚い支持を得た点もすごい。 公立高校の部活が世界のメジャー大会の準優勝を果たしたという点も、極めて価値が高い。
※動画↓

2018年

優勝~White Out Tokyo(日本)

チーム名 White Out Tokyo
(ホワイト・アウト・トーキョー)
日本
解説など メンバーはオーディションで選ばれ、約1年の強化レッスンを受け、予選、決勝に臨んだ。 ダンスは、和傘や扇子を用いて「和風」のテイストになっている。 衣装も和服をアレンジ。音楽も民謡っぽい。 民族性をふまえた独創的な演出とパフォーマンスが世界から高く評価された。 著名ダンサーのYUMIEが振付を担当。 YUMIEは、「THE GALAXXXXY★」というダンスユニットで活動していたことで知られる。 吉本興業に所属し、「A-NON (アノン)」という名前で芸能活動をしている。

<予選時のダンス動画>


2017年

優勝~WREIKO Family(日本)

チーム名 WREIKO Family
(ウレイコ・ファミリー)
国名 日本
解説など 京都出身のダンサー、WREIKO率いるチーム。 WREIKOは三浦大知や赤西仁のバックダンサーを務めたほか、 日本国内のコンテストで多数の入賞を誇る。 教え子も数々のコンテストで優勝しており、指導者及び振付師(コリオグラファー)としても評価されている。 ダンスはジャズ・ヒップホップフリースタイル。 衣装は黄金を身にまとう女王と側近といったイメージ。 優勝だけでなく、オーディエンス賞、コスチューム賞のトリプル受賞という快挙を遂げた。

<決勝時のダンス動画>


2016年

優勝~UNVISION(日本)

チーム名 UNVISION
(ユニビジョン)
国名 日本
解説など 元タイムマシーン、現No:z(ナンバーズ)のGendaiが率いるオリジナルアニメーションダンスチーム。 日本人として初めて世界チャンピオンに輝いた。

<決勝時のダンス動画>


2015年

優勝~Desi Hoppers(インド)

チーム名 Desi Hoppers
(デシホッパーズ)
国名 インド

<決勝時のダンス動画>


2014年

優勝~Cookies(アメリカ)

チーム名 Cookies
(クッキーズ)
国名 アメリカ

<決勝時のダンス動画>


2013年

優勝~GRV(アメリカ)

チーム名 GRV
(アメリカのウオルナット)
国名 アメリカ

<決勝時のダンス動画>

※出典:Hitomi AI